ビズスト|BIZ STORY

 

ヒトにしか実現できない経営エッセンス 「経営戦略の相談役」として成長を後押し

ピーチプラム株式会社 西村 昇悟

ビズストーリー編集長の大田原です。
「社長」による「社長」のための「社長」ストーリーをお届けするのがビズストーリーです。たくさんの社長の方から、様々な視点での学びを得て自分だけのビズストーリーを刻んでいきましょう。

今回は、経営コンサル・補助金サポート領域の事業で活躍をされている西村様です。

こんな方におすすめ
・経営における資源配分に悩んでいる方
・共同経営を始めたい方
こんなことが学べる
・事業拡大のための経営マインド
・共同代表の注意点
・人脈を増やしていくための考え方

会社経営の「お金」悩みをサポート

事業内容について教えてください。

経営者の方に気づくきっかけを与えたいと思っており、経営戦略を一緒に考えております。その中でも目的意識を持った経営者様に対して、「クラウド会計導入支援」、「補助金・助成金申請支援」、「資金調達支援」、「経理・経営戦略支援」など、経営者様の悩みの種である経営資源(人・モノ・お金・情報)に関する支援が主な事業内容です。

経営というのは売上・利益の確保、資金繰りや人材のマネジメントなど考えなければならないことや課題が常に付きまとうものです。そういった悩みというのは「お金」が解決してくれることもありますが、裏を返せば「お金がないと解決が難しいことがある」ということでもあります。そういった経営者様のために補助金制度などがありますが、「存在は知っているけど面倒だし時間もかかるから手を出せない」と敬遠される経営者の方は多いです。利用することができる補助金は利用すべきですが、目的意識があった上で申請することをお勧めします。そういう方こそぜひ一度お声がけください。

-そうなると、スタートアップ企業さんがターゲットになるのでしょうか?

そうですね。スタートアップの企業様も多いですし、税務申告が必要になってくるという側面から基本的には設立から3年から5年くらいの企業様も多いです。

起業された背景を教えてください。

前職から税務関係の仕事についていたのですが、当時から既にスタートアップ・中小企業様から融資のご相談をいただくことが多かったんです。基本的に企業様には税理士の先生がついていらっしゃることが多いのですが、事業計画書の作成や融資サポート、補助金の申請サポートというのは対応できないことも多々あり、そういった部分の相談が主な内容でした。私自身もスタートアップ企業様を支援してサポートしていきたいと考えていた時期でもあったので、「ちゃんと事業として立ち上げよう」と始めたのがおおまかな経緯になります。

-西村さんの中で、スタートアップ企業さんを支援していきたいと思われた理由はあるのでしょうか?

ご縁があり28歳の頃に独立する機会をいただいたんです。私自身「思い立ったら即行動」タイプなのですが、動き出したはいいものの他者からのサポートがないと不安な部分や大変な事ってどうしても出てきてしまいます。私自身もそれなりに苦労したこともあり、若者が起業する挑戦を少しでも支援できたらと感じたことがきっかけです。

-独立された理由をお聞きしたいです!

斎藤というピーチプラムの共同代表をさせてもらっている公認会計士の相方がいるのですが、彼が先に独立経験をしていたのでその経験を活かして基盤を作ってくれていたのが大きいです。人の縁ですよね。彼の存在があったからこそ叶えられたことだと思います。

-ありがとうございます!立ち上げるにあたって大変だったことがあればお聞きしたいです

やはり個人のご相談に乗ることと事業として進めることの違いや、マネタイズすることの難しさが大変でしたね。ご相談いただいたからにはサポートさせていただきたいという気持ちはありますが、自分たちの資金繰りを考えればマネタイズは避けて通れません。かといってアポイントをこなしても軌道に乗れない日々が続きました。自分ではマネタイズや事業展開についてはしっかり考えたつもりではありましたが、実際始めると壁の高さは結構感じましたね。

-マネタイズや事業展開について悩む経営者様は多いと思うのですが、西村さんはどうやって学ばれたんですか?

もちろんその分野に詳しいコンサルの支援も受けましたが、1番は自分で経験することだと思います。どれだけ知識を詰め込んでも、その状況になって本気で取り組んでみないとわからないことってあると思います。もちろん、アドバイスしていただいたことから気が付くのが1番良いと思いますがなかなか難しいことですよね。もう少し早く気が付けばよかったなということも多々ありますが、経験が後押ししてくれていると思います。

事業成長の秘訣は人との縁

競争優位性について教えてください。

-ここまで事業を伸ばしてこられた要因ってどこにありますか?

私自身ビジネスで1番大切にさせてもらっているのが「人とのご縁」なんですよね。実は、我々はこれまで集客というのをあまりやってこなかったんです。Webについても全然詳しくないですし。それでもここまで来れたのはクライアント様が紹介してくださったからなんですよね。人とのつながりを大切にしていったことで徐々に基盤が構築されていって今に至ります。1番初めのクライアント様も前職で関わりがあったクライアント様で、独立時にそのまま移行する形でお願いしました。本当に初めから人の縁なんです。

-起業したての頃は思うように売り上げが伸びず悩む方が多いですよね。そういった方から相談受けることもあると思うのですが、どのようにアドバイスされているんですか?

ビジネスとしてマネタイズしているわけではないので、対人時に気を付けるべきことをマインドベースでお伝えすることが多いですね。起業当初は売り上げを立てたいという気持ちが先行していっぱいいっぱいになってしまったりすると思います。ただそういった気持ちって相手に伝わってしまいますし、無理に売り込むと次に繋がらなくなってしまいますよね。ビジネスという形をしていても結局は人との対話なので、「相手が何を求めてるのか、何のために自分と会おうとしてくれているのかを意識する」ことをお伝えさせていただいてます。テクニックもわかる人にはわかりますし伝わってしまうので「人間味を出して正直にまっすぐ行く方がうまくいく」というのが基本マインドです。

どんなビジネスでもお会いするときは相手のお時間をいただいている状況ですし、自分のことばかり考えて必死になるよりも相手が何のために自分とコンタクトを取ろうとしているのか意識する方がいいですね。

成長ドライバーについて教えてください。

-これから事業を伸ばしていくにあたってやった方がいいこと・効果がありそうなことってありますか?

やはり組織化というか、いかに自分の周りを固めていけるかだと思います。コンサルを利用することもあると思いますが、やはり組織化を進めていけない限りは組織の拡大は望めないと思います。アッパー人脈が決まってしまってるという面でも、自己研鑽を積んで、いかに自分の周りにいたいと思い続けてもらえるかって重要なんですよね。自分自身が成長していくことで組織の拡大にもつながっていくと思いますし、究極は自己成長なのかもしれません。

-自己成長のために日々実践していることはありますか?

突然急成長するなんてことはそうそうないですし、結局は日々の積み重ねですよね。毎日少しづつトライ&エラーを繰り返して「今日はこれができるようになった」を繰り返していくことを意識しています。

-現在、斎藤様と共同代表で進められていると思うのですが、共同代表のメリットデメリットがあれば教えていただきたいです!

結構驚かれることが多いのですが、一緒に初めて6年ほど経ち、家に帰らず住み込んでいたりと毎日顔を合わせて常に一緒な状況でしたが揉めることが全然ないんですよね。家族じゃないですけど、良い時も悪い時もお互いを支え合うという意識が強く、深いところまで話し合えるという関係性が理由かもしれません。

周りを見ていると共同代表は揉めてしまっているケースも多いので、最初のうちに意見や考えのすり合わせをしておくことはマストだと思います。「あなたと一緒に続けていきたいから話し合いたい」と言われて気を悪くする人もいないでしょうし、結束も固くなるのではないかなと思います。我々はぶつかったこともないですし、だからこそ年中一緒に過ごせるのだと思いますが、間違いなくイレギュラーなケースなのであまり参考にはならないかもしれません(笑)

「人の縁を大切にする」が信念・哲学

『企業哲学』について教えてください

-西村さんがお仕事をする上で大切にしていることはなんでしょうか?

「クライアント様を大事にすること」ですね。人の縁が事業を成長させてくれると思いますし、過去を振り返っても人に支えられたという事実は間違いなくあります。独立して右も左も全くわからない時期にクライアント様がわざわざ契約をこちらに変えてくださったりということもありました。私自身の成長ももちろん必要ですが、ビジネスにおいて人を大事にしない理由はないですね。

西村さんの思う『社長』とは?

私自身が目指すのは「親しみやすさ」ですね。カリスマ性をもって会社を引っ張る存在も素晴らしいと思いますが、「この人と一緒に仕事がしたい」と思われる方が理想だと思います。固くなるよりも話しかけやすい、コミュニケーションの取りやすい社長になれたらいいなと思います。

-色々なご経験から他の社長へ気をつけるべきことや落とし穴になりそうなことがあればアドバイスをください!

事業が軌道に乗ってくると昔の大変だった思い出や、当時助けてくださったクライアント様のことを忘れてしまうことが往々にしてあると思います。創業当時に入社してくれた社員もそうですし、感謝の心や初心の気持ちを忘れてしまう事には気を付けた方がいいです。調子が良くなってきた瞬間に頑張っていた頃のことを忘れてしまう。経営に限らずですが最初を忘れないようにしたいです。

メンバーに「本当は伝えたいけど、伝えられていないこと」

社員の皆もそうですが、1番は同じ代表の斎藤に感謝を伝えたいです。ずっと一緒にいると感謝を伝えたくても伝えられない時ってやっぱりあるんですよね。対人関係でもスキル面でもすごく努力していて、でもその努力が当たり前の水準になっていて、私の人生で出会った中で1番の努力の天才だと思っています。本当に尊敬しています。それこそ、彼が独立していたところにジョインさせてもらいましたし、当時実績もなく自分のことに精一杯だったのですが、彼にたくさん助けてもらってここまで来れました。これからは私が少しづつ返していけたらと思っています。

これからの夢や目標を教えてください

「ピーチプラムの皆と楽しみながら、成長しながら事業を拡大していくこと」ですね。私は仕事が大好きなタイプなのですが、事業を進めていけば楽しいことだけではないと思うんです。そんな中でも前向きに、主体的に働いていれば仕事を苦痛には感じませんしむしろ楽しいと感じます。その楽しさを自分だけでなく社員の皆と共有できたら嬉しいですね。

私自身独立する上で大変なことはたくさんありましたが、責任感や仕事の大変さをやりがいや楽しさに変換することの大切さに気づかされた機会でもありました。自分の事業を通して、言葉ではなく雰囲気で「楽しく仕事をする良さ」を広めていけるような存在になれたらと思います。

まとめ

西村さんありがとうございました!

いかがでしたでしょうか?ビジネスとは人との縁の連続、まさにそうだと思います。これまでインタビューさせていただいた社長様の中にも「最初は人の縁で事業をつないでいた」という方はいました。「あなただから買いたい」と思っていただけるというのは営業マンや経営者にとって最高の誉め言葉ですし、目指すべき姿だと私は思います。

だからこそ自分のことではなく「相手が何を求めていて、相手にとって最良とはなにか?」を探すことはビジネスの基本なのだと再勉強になりました…!!

ピーチプラム株式会社からのお知らせ

▼ピーチプラム株式会社 HP

https://www.peach-plum.com/about/

ピーチプラム株式会社

代表取締役 西村 昇悟

1990年 栃木県鹿沼市生まれ。 大学院卒業後、外資系コンサルティング会社や税理士法人での経験を経て、独立。2018年に共同代表である齋藤とピーチプラム株式会社を設立。
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