ビズスト|BIZ STORY

 

愛の言葉を響かせながら伴走します

ファーストステップ株式会社 夢叶 みき

ビズストーリー編集長の大田原です。
「社長」による「社長」のための「社長」ストーリーをお届けするのがビズストーリーです。たくさんの社長の方から、様々な視点での学びを得て自分だけのビズストーリーを刻んでいきましょう。

今回は、経営コンサルタントとして活躍をされている夢叶みき様です。

こんな方におすすめ
・これから起業を考えている人や起業して間もない方
・女性起業家や、起業したい主婦の方
・コンサルタントを目指している方
こんなことが学べる
・起業の際に必要な事
・売上を上げるために大事なこと

計画と準備が全て。伴走型コンサルでお手伝い

簡単に自己紹介をお願いしてもよろしいでしょうか

ファーストステップ株式会社、代表取締役の夢叶みきです。弊社は経営コンサルティングの会社で、もちろん経営なので会社の中のこと人だったり商品だったり、全てを整えていくお手伝いをしています。

-ありがとうございます。具体的にどういう企業さんがターゲットというかお客さんで、どういう風にやってるとかってありますか。

ちは全てが対象になっています。経営している人、これから経営者になりたいなと思って勉強したい人など、分け隔てなくその人に寄り添ってっていうのを一番大事にしています。形だけ押し付けがましく言われるのが、私自身嫌なんですよ(笑)

-社長の皆さんって言われるのが嫌いですよね。

そうですね。あの人にはそのやり方が合ってる、でも私には合わないっていうのはあると思います。私がやっているのはちゃんとお話を聞かせてもらってからそれがどうやったら実現するのかを一緒に考えて、計画を立てて実行していく伴走型ですね。売り上げは突然上がるわけじゃないから、準備をちゃんとしているか?どこまで何ができているかっていうのを、自分でその速度みたいなのを知ることが大事です。

ホームページ上だと中小企業さんだけみたいな感じですが、これから起業しようみたいな人でもOKなんですか?

もちろんです。計画と準備が全てですからそこは間違ってほしくないですね。起業したいと思った時は外部からいい話が沢山飛んできますが、話を持ってくるのは営業マンだからいい話をするのなんて当たり前なんです。そして自分で調べ出せば調べ出すほど、無駄な情報もまたいっぱい入る。そうなると何が正しいのかわからなくなって迷うと思うので、そういう時に相談してもらえたら嬉しいなって思います。なぜなら私自身が最初起業するときにいろんなところに手を出して全然結果に繋がらなかったからです。なので一番大事にしてほしいのは「自分の中心になる経営理念」で、何がしたいのかっていうことだけ。これだけを常に真ん中に置いて、それが実現するための方法を考え、そこだけで組み立て計画を立てるとうまくいくのかなって思っています。

-起業したいなっていうタイミングで、事業計画とか何もまだ立ててない状態から相談していいのでしょうか

もちろんです。計画がないとどこまできたっていう目安もわからないですし、その日暮らしみたいな感じで行き当たりばったりになります。なので、自分の夢を実現するためのベースになるものがないとどこまで行ったのかもわからないので、ある程度明確にして修正していくのが大事です。

-ありがとうございます。では立ち上げに至った経緯を教えてください。

まだコンサルをやっていない時に出会った経営者さんから経営状態が悪いのでやめようかどうしようかという相談をされた時に、「こういうところが良いところだから、それでやり直せばいいんじゃない?」って背中を押したんです。その時に、人は自分の良いところを知ったら頑張れるんだ、当時コンサルでもなんでもなかったのに自分の言葉でも響くんだって気がつきました。その時にすごい感動して、そういう人のお手伝いができる会社を作りたいなと思って始めたんです。

-その時は何のお仕事をされてたんですか?

当時は主婦をしながら自宅でパン教室をしていました。その頃はいろんな経営者さんと会食に行ったり秘書みたいな感じで動いてたので、常に経営者さんとしかお話してこなかったからそういう考えが生まれたのかもしれません。私はやるってなったら絶対売り上げも上げたいし1番になりたいんですよ。売り上げ方も効率が悪ければやり方を変えちゃう。元々の性格が無駄が嫌なんです。企業の無駄なところをカットして売り上げをどうやって上げていこうかと考えるので、そういう意味では経営コンサルという仕事は私にすごく合ってると思います。

-経営コンサルをやる時は、どういうスパンで進めているのでしょうか

基本的には最短で目標が叶うように3か月単位で全て区切られているって感じですかね。大体私は8か月で自分の夢を達成しようっていう動きをとっていますが、 一般的には1年ぐらいかかるし、土台になるところをしっかり作っていくってなるとどんなに早くても半年はかかります。

-結構そこを見誤るというか、半年で行けるかなと思っても結局できなくて、やっぱ1年だったな、みたいな感じでラグが結構大きいじゃないですか。でもそれは最初の計画段階で1年かかるかもしれないと思って取り組めば、10ヶ月で終わったらいいなと思いますよね。

そう、緩やかに結果が目に見えてっていうのが大体8か月以降。それまでは本当に間違いはないかっていうのをテストとかちゃんとしながら繰り返していく時間が半年ぐらいかかるので、緩やかに結果が出てきて8ヶ月でこれは大丈夫だって思えるものになるって感じかな。そこから結果が出だした時に、あとは次どういう動きをするかって常に考えて行きたいと思っています。なぜなら世の中は早いスピードで変わってくるし、1年前でも全然違うじゃないですか。振り返った時にこんなに世の中変わったなって思ってるのに、 自分が変わってなかったらおかしいやんって思うんですよ。

-もう取り残されてますよね、何も進んでないってことは。

そうそう。ちゃんと次の準備をしてないと他になんか予想外のことが起きた時に一気に崩れるパターンみたいな感じですよね。

-今回でいくとコロナみたいに本当に緊急事態っていうか、イレギュラーですよね。普通に経営してたらまあないだろうなってことも起きますからね。結局準備ってことなんですね。

コンサルタントではなく経験者がアドバイスをします

-経営コンサル会社が沢山ある中で、夢叶さんの会社に依頼するメリットや強みは何になりますか?

一番のメリットは、いろんな業種の専門の先生方がいることです。全ての業種に対応していてそれぞれ仕事をしっかりされてきた方が入ることになるので、そこは安心かなって思います。

-コンサルをやってた人ではなく、その業界を経験した方が入ってくださるってことです。

そうです。そのほうが不満の種もすごくわかるし何が足りないかもすぐわかります。例えば私が製造関係のとこに行ったとして、ある程度こうだろうなって予測は立てられたとしても、 中の細かいところまで気づけるかといったらかなりヒアリングしないとわからない。でも、そういうところで経験してきた先生方はすぐにわかります。そういう先生が沢山いらっしゃるのが強みですね。

-その人たちはどうやって集めてこられたんですか

自社の研修を受けていただいて、クリアしたらうちの会社に入ってもらうという形を取っています。

-コンサルとしてその人たちにどのような想いをお伝えされているのでしょうか

自分の魅力を最大限に発揮するとなるとある程度の緊張感やプロ意識って絶対必要だなと思っています。私自身がそれを求めるタイプなので、厳しさを自分に入れないと経営コンサルって絶対なれないと思います。なぜなら経営は社長だけでなく働く人やその家族のことも左右するからです。提案する際は目先のことだけではなく、その先にいる人を考えた重い言葉を自分は発するんだっていうことを緊張感を持って常に胸に置いてほしいなと思っています。

-確かに言葉の重みは違いますよね。普通に担当者同士で話してるのと訳が違いますもんね

そう、全然違う。だからヒアリングだけは丁寧にちゃんと一番最初にしてその上で担当を決めています。

自分のことしか話さない人には注意‼

自身の経験から他の社長に「これは落とし穴になるぞ。注意しろよ。」というアドバイスをください

大きい話ばかりをして自分のことしか話さない人ですね。圧倒的でパワフルな感じでわーって言われると本当に圧倒されるじゃないですか。それはすごい気をつけて、何を根拠にそんなこと言ってるんだろうってまず思ってほしいな。細かく質問していくと話が止まるので、そういう大きく見せすぎたり自分をよく見せすぎる人には注意してほしいです。ビジネスがちゃんとしてれば自分を大きく見せたりする必要はないって私は思っています。

-逆にどういう人だと信頼できますか?

私が思うすごい人たちっていうのは、その人がいないところで「あの人すごい」って言われる人だと思っています。過去のことばかり話す人に全く魅力を感じないんです。昨日よりも今日で、私が見てるところは今と未来だから。過去がどうだったって関係ないです。痛い思いをしても頑張ってやり直せばいいって私は思っています。

「愛の言葉を響かせて、人との輪を調和する。」が企業哲学

『企業哲学』について教えてください!

-夢叶さんが「お仕事する上で大事にしてること」を伺ってもいいですか

私が大事にしているのは、経営理念に掲げている「愛の言葉を響かせて、人との輪を調和する。」っていう言葉です。経営コンサルというのはどうしても厳しいことだったりその人が言われたくないようなことを言わなきゃいけない場面が多いのですが、それは良くなってほしいなとか、そういう思いが、愛があるからちゃんとお伝えしようって思っています。別にその人に気に入られたいわけではないので、会社と働く人が良くなるための方法をちゃんと自分の口でお伝えする。本当はこうやったらいいのになって思いながら言わないのはダメだって思っています。

-確かにそうですね。

だから私はそういうところでは遠慮せず、躊躇しないでって全コンサルタントにお伝えしています。仕事にプライドを持ってほしいし、やってきた人にしか伝えられない言葉があるって私は思ってるから、そこは本当に自信を持って伝えてほしいなってやっぱり思いますね。

夢叶さんの思う『社長』とは?

私は会社の表に立ってますけど一番土台にいたいなって思ってますね。そこでいきなり自分が自分がってなる人って沢山いると思うんですけど、 私はその会社で働く人や関わる人のことを見てほしいなと思っています。私自身は派手に見えちゃうんですけど、そんなに表に出たいと思ってるわけではないんですよ。会社を背負ってますから表に出てPRしてますけど、自分がこうしなくても周りの人が「あの会社知ってるよ」っていうぐらい大きくしたい。それには少しずつでも重ねていかないといけないですね。重ねた上でさらに積み重ねて、そして重ねっぱなしじゃなくて常に磨いていかなきゃいけないかなって思ってます。自分に厳しくやって終わりじゃなく、ちゃんと磨きをかけようっていう。

夢叶さんが社長になる前に戻れるとしたらやりたいことや、やっておきたいことはありますか?

もっと自分に自信を持つということかな。自分の思いをちゃんと言葉にして伝えるってことをその時はしてなかったから、誰かにこうしたいんだっていうお話をするだけでもう自分のブランディング、プレゼンするっていうのを常に繰り返してると磨かれるんじゃないかなって思います。

メンバーに改めて伝えたいこと

私、いつも伝えてるんですけど笑。私のことをいつも支えてくださいましてありがとうございます。いつも感謝しております。そして自分のことを大事にしてほしいなって思います。大好きです。それぞれみんな優しくて、私なんかっていう人が多いんですけどその謙虚なところがすごい好きなんです。なのでそこに自信を持ってくださいって私は言い続けています。

-もうなんか、一緒に働いたら自分の自己肯定感がすごい上がりそうですね。絶対楽しいと思います。

これからの夢や目標を教えてください

はい。世の中の社長さんのご商売がうまくいくお手伝いをする。そしてその姿を子供たちに見せていきたいなって思ってますね。夢と希望を持ってほしいです。

ファーストステップ株式会社からお知らせ!

▼ファーストステップ株式会社 公式ホームページ

https://first1-step.co.jp/

▼ビズストYouTube出演回はコチラ!!

https://youtu.be/6oK8B5eSWXE?si=LZMj_DChNX-hPLiH

新着インタビュー記事