ビズスト|BIZ STORY

 

今の時代だからこそ「キャリア」 キャリアの選択肢を増やすために最先端へいこう。

株式会社Cheer 平塚 ひかる

ビズストーリー編集長の大田原です。
「社長」による「社長」のための「社長」ストーリーをお届けするのがビズストーリーです。たくさんの社長の方から、様々な視点での学びを得て自分だけのビズストーリーを刻んでいきましょう。

今回は、新卒採用媒体領域の事業で活躍をされている平塚様です。

こんな方におすすめ
・新卒採用媒体事業の運営に興味がある人
・日本の社会課題を解決するための仕事がしたい人
・ベンチャーと大手で迷っている就活生
こんなことが学べる
・最近の採用市場について
・ベンチャー企業の採用の実態について

企業の30人の壁と戦い最先端を行く

事業内容について教えてください。

「チアキャリア」という就職サイトを運営してる会社です。いわゆるベンチャー企業にいきたい学生さん向けの就活支援サイトで、「ベンチャー企業にいきたい」「ベンチャー 就活」「ベンチャー 就職」とGoogleなどで検索したときに表示されるようなものを想像していただけたらいいかな。年間大体10万人くらい登録があって、ここ最近の新規事業だと留学生の人材紹介などもやっていますが、メインは「ベンチャー企業と就活生のマッチングする」ことですね。

-ありがとうございます!元々平塚さんがこの事業というかチアキャリアの事業で「ベンチャー企業を志望してる学生さんを」みたいなところの事業やろうと思った立ち上げのきっかけってどこにあるのでしょうか?

結構意外って言われるんですけど、うちって「ベンチャーに行け、大手に行くな」なんて一切実は思ってないんです。大手に行きたい人は行けばいいし、行きたくない人は行かなきゃいいっていうスタンスなんですけど、ただ「知らない」っていうだけで見向きもされてないベンチャー企業ってものすごくたくさんあるんですよね。それはもったいないなと思って、知った上でベンチャーがいいのか大手がいいのかって自分で選べばいいよね!選択肢を提供したい!っていうところから始まってるんですよ。

なので、学生には「本当にどっちでもいいよ」みたいな話をしてています。ベンチャー企業に特化してるのは、スポットライトが当たらない企業というところに当てるってことに介在価値があるからっていうところでやってるって感じですね。

-ありがとうございます!私は新卒時代からずっとベンチャー企業にしかいたことがないのですが、採用するとなるとやっぱり大手さんの名前って強いじゃないですか。ベンチャーにも良いところってたくさんあるんだよ!と思っているのでそういった企業にスポットライトが当たるのは素敵ですよね。

そうですね。 それこそ別に大手に行くことが偉いわけでも、ベンチャーに行くことが偉いわけでもどっちでもなくて、私もずっとベンチャーなんですけど、多分大手行ってたら、3日でハゲる自信あるんです(笑) 内定もらったし行くつもりあった会社もあったんですけど、当時の自分自身が1番承認欲求や介在価値感じられるとか自己効力感感じられるみたいなところで、最大価値どこだろうなと考えた時に、たまたまベンチャーだったっていう選択肢だったんです。

97%ぐらいは中小企業なわけですよね。でもこの3年間コロナ前より大手行きたい安定した企業に行きたいっていうところにすっごく拍車かかっているんですよ。今、世の中で大手就職サイトが言ってるのは大手安定志向の学生は死ぬほど増えてるよねって話と、学生が動かなくなってる、活動量が減っていると言われていますね。

-そうなんですか、最近の採用市場のことを理解仕切れていなかったので勉強になります!!

なので企業は何が起きてるかっていうと、人が集まらない、母集団形成ができないっていうところと、あとは出会ってから内定辞退・選考辞退をされまくるみたいな世界戦が広がているので、大手にいくことができなくて仕方なくベンチャーに行くのではなく、この層を育成して自分の知らない世界が人生が開けた!みたいな世界を作る方が価値があるかなって感じはします。

-平塚さんは学生時代、最初からベンチャー企業に就職するつもりで就活されていたんですか?

結構勘違いされがちなんですけど、私学生時代全然意識高い系とかじゃなかったんですよ。髪色もピンクでやりたいこともないし、むしろ働きたくないって思ってました(笑)でもそんな自分が1つ明確に認識していたのが、「平塚がいたから良かったよね」って言われることで安心感を感じるような承認欲求です。だから絶対働かなきゃいけないならそれを最大限感じられる環境がいい!って思っていたんですけど全く見当がつかなかったんです。それでまずいなと思って色んな企業さんのお話を聞きに行きはじめたのが大学2年生の時でした。

-働く気がなかったのは意外です!そこから会社を立ち上げるまでになにか心境の変化があったのでしょうか?

確かに働きたくないと言っていた人が会社を立ち上げるなんて不思議ですよね。

これは間違いなく「自分の琴線に触れるものに出会えた」ことです。人がやる気を出したり本気になるのは「何か自分の琴線に触れるものに出会っているか出会っていないか」の違いだと思っています。もちろん個人差はあれど、そうやって何か人として変わるきっかけっていうのはゲームなのか美容なのか人なのか、別に何でもいいんですけど自分の心が震えるものに出会えたか否か。私はこの点恵まれていて、たまたま自分ごとに感じられる社会的課題みたいなものに直属したことに就職活動のなかで出会えたんです。「あ、これだな」と思って乗り込みました。

立ち上げに至った経緯を教えてください。

-事業を立ち上げられた経緯を教えてください!

前職(アイ・パッション)でやっていたメイン事業を買い取ってきて始めました。ただ元々の事業からは世の中の状況とともにかなり変わってはいますね。

-そうだったんですか!買い取ってきてから現在は30人ほどの従業員規模だと思うのですが、よく聞く「30人の壁」と言う人数規模に至るまでに大変だったことややってきたことはありますでしょうか?

前職が2006年立ち上げのベンチャーでしたし同じ規模感だったのですが、代表が元リクルート出身で実績や長年の経験があったんです。なのでスタートアップで何もない中に放り込まれた時に会社に合う・合わないがものすごくあるなと起業してから感じましたね。正直ここまで取締役だったころと起業して代表になるのとでこんなに違うと思いませんでした。

-具体的にどういったことが違ったのでしょうか?

責任の重さが違うと思いますね。あと最終的に意思決定するものとかその重さ、領域も変わってくると思うんですけど、全然違うなと思いますね。あと社外からの見られ方も違います。

-なるほど、ありがとうございます!では代表になってから難しいなと思われる意思決定ってどこになりますでしょうか?

意思決定する領域やそのステージなどで色々変わってくるとは思います。ですがずっと変わらず難しいのは人じゃないですかね。採用の会社、採用のプロの会社ですけど、自社採用が1番難しいです。採用がうまく行っている企業もあればそうじゃない企業もある。そんな中で入口の責任があると思っていて、今度労働人口減って日本人が足りないって言われてる中で、留学生や業務委託人材とかいろんな働き方が増えてくる中で、教育ってめちゃめちゃ難しい課題が発生してくるんだろうなと思うと自社採用は難しいです。

事業成長の秘訣はPDCAスピード

競争優位性について教えてください。

-ここまで事業を伸ばしてこられた要因ってどこにありますか?

失敗をしながらPDCAを回すスピードが早い部分だと思います。失敗する数も圧倒的に多いですが、新しいことに手を出す数もその分多いです。

なぜそれを感じたかっていうと、失敗談にはなりますが新卒以外にマネージャー層も採用しようという動きがあった時に大手の経営企画部とか営業部で活躍していた人を何人か迎えたのですが、その人たちが当時のうちの会社ととことん合わなかったんです。やはり大手とは違ってスピード感がめまぐるしいですから、何もない環境でそれが楽しいと感じる人もいれば無理だって人もいます。そこの入口問題は結構課題ではあります。

-入ってから思ってたのと違ったっていうのは結構起こりがちなんでしょうか

うちの会社のTikTokとかYouTubeとかX(Twitter)とかで社会貢献とか地方創生、教育をやっていると楽しそうってワーミーな人が集まってくれるんですけど、でもその朗らかな感じだけじゃご飯って食べられないんです。もちろん信念があって根本の思想があって初めてみんなでワイワイやってるだけなので、そこを履き違えられちゃうと誤解が生じるなってのはすごい感じたりはしますよね。

-今はマネージャークラスの採用率と新卒の採用率はどちらの方が高いんでしょうか

ここから桁が変わるくらい規模を拡大していく予定なので基本全職種募集して居ますし、今で言うとPMMとか新しいポジションも考えています。インターン生からマネージャーまで広く募集していますよ。

-事業をやっていく中で会社全体の経費の見直しってされていますか?

事業投資に関してはコストの見直しをする事もありますし、見ないでガンガン進めちゃう時もあります。会社全体の話になってしまうんですが、トップの私が経費を考えてブレーキ踏んでしまってたら成長できないじゃないですか。なので私がアクセル踏んでどんどん進んで行く代わりにナンバー2やナンバー3に意見をもらってバランスを取っています。役員の特性がそれぞれ違うのですごく助かっていますね。

-共同起業したりすると意見のぶつかり合いが起きて進まなくなったりすることがあると思うのですが、そこはもうビジョンの共有ができているからこそ任せられるのでしょうか

そうですね、もちろんそう言う事もあると思うんですけど、会社を一緒に作るメンバーのことはある程度はわかっているじゃないですか。能力とか人となりとか。もちろんお互いのことをリスペクトし合えていることは前提として、お互いのやりたいこととか目指していきたいところの共通言語が握れているって言うのが結構大きいと思います。

「人として当たり前のことを大切に」が信念・哲学

『企業哲学』について教えてください

-平塚さんがお仕事をする上で大切にしていることはなんでしょうか?

人として大事なことを当たり前に大事にできることは超重要だと思っています。弊社の33個あるクレド(企業全体の従業員が心がける信条や行動指針)はほとんどそこから来ていますし、弊社の社員にはそんな風に人として一緒にいたいと思ってもらえるような人間になってほしいです。その子たちがいかにビジネスマンとして世間に通用するように育てていけるか、育っていけるかが弊社の次のステップというか大事な要素になってくると思います。

-そういった文化っていうのは浸透するのに時間がかかる印象があるのですが実際はどうなんでしょうか

それはもう仕方のないことなのでもう日常会話に日常会話に盛り込むしかないです。読み合わせしてやってる感出すよりも、日常言語とかフィードバックにどれだけ当たり前に織り込めてるかの方が大事ですね。

平塚さんの思う『社長』とは?-色々なご経験から他の社長へ気をつけるべきことや落とし穴になりそうなことがあればアドバイスをください!

弊社の最大の顧客は誰なのかってなったらユーザーと企業の皆さんなので、いかに現場のメンバーの外側の矢印がちゃんと顧客に対して向いているかっていう、その状況をいかに作れるかってすごい大事だと思うんですよ。社内制度や社内の環境がって矢印が内側に向いてしまっていることってよくありがちだと思っていて、その内側の矢印を社長がなんとかして社員が安心して矢印を外に向けられる環境を作るのかっていうのは今の自分の理想です。

-色々なご経験から他の社長へ気をつけるべきことや落とし穴になりそうなことがあればアドバイスをください! 

変な意味ではなく、シンプルにお付き合いする人とかどんな人と一緒にいるかっていうのはとても大事だと思います。こういうことはあまり言わないようにはしていたのですが、誰と一緒にいるかで使う言語や言葉の重み、考え方とか顔つきまで変わる人を何人も見たことがあります。人の経験から学ぶことってとても生産的で価値のあることだと思っていますが、今の自分のフェーズに対して何を取り込むかは慎重になってもいいと思います。どんなにいい話でも今の自分の会社に入れたらいけないことって意外とあります。なぜその行動に至ったかっていう情報や背景、意図を伝えるためのコミュニケーションを怠るとみんな困ってしまいますよね。

-確かに、外部研修で学んだことを会社に持ち帰っていきなりやろうとしても他のメンバーはなにそれ?ってなりますもんね。

メンバーに「本当は伝えたいけど、伝えられていないこと」

結構普段から伝えてはいるんですけど、自由にやっていいよっていうことですね。これは私が新卒時代に結構暴れさせてもらった経験からきているのですが、今20代とかの子たちは別に責任とか取るレベルの次元ないのでもうそんなん最後社長に取らせちゃえばいいぐらいのスタンスで暴れ倒しちゃえばいいのにとはうちの社員に対してもユーザーさんとかに対しても思います。私の話でいえば、新卒の頃にビジネスモデルを勝手に変更して大きな会社と共同プレスリリースを打ったりとかしましたね。しかも上司が新卒の合宿で不在の時にやったので相当驚かれました(笑)

そんな若手ならではのエネルギーやパワーを大切にして見守ってくださっていたので、いまでも感謝しています。そんな風に私も暴れ倒していたので、会社のために思ってやったことなら最後はプラスになると思って犯罪とかじゃない限り自由にやってほしいなと思います。

これからの夢や目標を教えてください

株式会社Cheerの「働くにワクワクを。人生にもっと潤いを。」っていうのは私の人生理念と共通してて、働く選択肢とか人生の豊かさにアプローチするみたいなことがやりたいっていうのが個人思想なので、そこを最大化するために必要なものをどんどん事業として挑戦したいなっていうのは思ってます。

まとめ

平塚さん、ありがとうございました!YouTubeにもご出演いただいておりますので、そちらも合わせてチェックしてみてくださいね!

全然働きたくなかった学生が家庭環境や色々な人と出会う中で、自分にあった仕事を選んで活躍できると言うのは今同じ悩みを抱える学生や社会人のみなさんには刺さる内容だったのではないかと思いました。全てを届けられず悔しいです…!

取材の中で平塚さんともお話ししていたのですが、私も基本的に上司の言うことは結構無視して好き勝手営業をしていました。「会社員のミスは大したことがない、謝るのは社長の仕事」とおっしゃっていた時に確かにそうだなと思いましたし、会社員が謝っても解決しないこともあります。だからこそ企業と言う大船に乗った以上、船長である社長を信じて若いからこそできる無知であり怖いもの知らずである自分に素直になりたくさんの挑戦をして欲しいです。

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