ビズスト|BIZ STORY

 

企業を伸ばすファンづくりパートナー。唯一無二のPRで企業成長の起爆剤に。

株式会社ネタもと  本村 衆

今回は、PR支援領域の事業で活躍をされている本村様のビズストーリーをお届けします。

こんな方におすすめ
・ファン作り支援事業を始める方
・営業力を強化したい方
こんなことが学べる
・唯一無二の優位性を作る考え方
・営業力を強化するために徹底すべきこと

お客さまの広報を“自走化”させるPR支援会社

事業内容について教えてください。

「お客さまの広報を自走化」をコンセプトにしたPR支援事業を展開しています。

通常のPR会社はメディアの露出を行っていくことが中心ですが、当社では「当社を使わなくてもお客さまの広報が自走するようにしていただく」ことを中心に行っています。このコンセプトは当社ならではの唯一無二のものになっており、当社の優位性となっています。

ありがとうございます!となると、「長い間お付き合いしていきましょう」というスタンスとは違うということですか?

そうですね。「できるだけ早く自走化できるようになりましょう」というスタンスで支援を行っています。基本的にはどんなに長くても3年で卒業して自走できるようにしていただいています。自走化するとなるとハードルが高いと感じられるお客さまもいますが、当社では「自走化するための三種の神器」があり、その神器を駆使して自走できるような仕組み作りをしています。

起業された背景を教えてください。

元々大志があって起業したわけではありませんでした。当時は、六本木のディスコに学生を集めてパーティーを開催し、そこでチケット収入を得ていましたが、次第に「学生をこれだけ集客するので協賛してほしい」という形で企業との取引が始まったことをきっかけに株式会社を立ち上げたという背景になります。

こういう事業をしたい!ではなく、プライベートな理由がメインで起業されたという話は中々聞いたことがなかったです!

当社の社員にも、まず「プライベートで何をしたいのか」「3年後までに何をしたいのか」「どこに住めるようになりたいのか」「そのためにはどれくらいの給料をもらえておく必要があるか」を徹底的に考えさせます。そこから「この会社ではこれくらいの役職になっておく必要があるよね」という観点でキャリアをどう伸ばしていくかというところに紐づけています。

ファン作り支援マーケットの可能性は無限

競争優位性について教えてください。

ここまで事業を伸ばしてこられた要因ってどこにありますか?

以前に展開していたパーティーとプロモーション事業で17億円ほど作っていましたが、PR支援事業では現在は15億円ほどとなっていますので、まだまだ伸ばせているという感覚はありません。ただ、これからどこまででも伸ばしていける自信があるので、今後さらに拡大していくために様々なことに取り組んでいきたいと考えています。

成長ドライバーについて教えてください。

-事業を伸ばしていけるという自信の源について教えてください!

「マーケットがあるから」です。

理由としては、日本人のほとんどがPRの意味を理解できていないことにつながってきます。ネットでPRと調べると「広告宣伝」と出てきますが、これは間違った訳です。PRとは「パブリックリレーションズ」の略ですが、パブリックリレーションズの本質的な意味は「共感者作り・ファン作り」となっており、当社では、経営において非常に大事な面であるファン作りのための支援をさせていただいていますし、当社は営業の強さにも自信があります。そのような点でマーケットがあると感じていますし、どこまでも伸ばしていけると感じています。

ファン作りはとても大変ですが、成功したときの効果は大きいですよね…!

そうですね。自社商品・サービスのファンになってもらえれば、リピートや紹介で売上は上がっていきますし、今の日本は採用も非常に難しくなっていますが、応募者が増えて採用問題も解決できます。また、社員が自社のファンになることで強い組織作りができますし、お客さまに営業する際の熱意も高いのでさらなる売上向上につなげることができます。

広報は経営機能であり、特に中小企業では会社の利益を押し上げる力があると実感しています。

先ほど営業の強さにも自信があるとお話しいただきましたが、営業の強さの秘訣を教えてください!

当社では、お客さまに提案するときの台本を私やトップセールスパーソンが作り、その内容を全員が徹底的に暗記することを必須にしています。新卒だろうと、入社の次の日くらいには暗記した内容のロープレテストを実施するほど営業に力を入れていますね。また、商談時の録画は営業部の上の人間がすべてチェックをして、マニュアル通りにできていないところがあればできるようになるまでロープレを行っていますので、自然と営業は強くなっていきますね。

起業する方へ「想いの強さが会社強さである」

本村さんの考える『経営』について教えてください

本村さんが経営をする上でこだわっていることはなんでしょうか?

「私の考え、会社の考えに共感してもらえるか」です。

これは会社のために働けとかそういうことではなく、「自分の幸せのために働きましょう。そのために実力をつけて成長していきましょう。」という考え方です。当社は頑張った分給与に反映させますし、プライベートにも仕事にも目標を持って頑張った方が人生楽しくなると考えていますので、その考えに共感して頑張ってもらえるかどうかは経営する上でこだわっています。

そのために私の考え方が詰まった「ネタもとライフブック」を作成して社員には読み込んでもらっていて、その考えに共感してくれたメンバーだけが残ってくれていますね。

これから起業しようと考えている方に向けてアドバイスをお願いします!

「何のために会社を作るのか、どのような想いで会社を作るのか等の想いを強く持つこと」です。

今の世の中、起業しやすくなった反面、5年10年続く会社は非常に少ないです。そんな中を勝ち残るためにはブレない強い想いを持つことが大切です。そして、売上や利益だけでなく、世の中にどのような貢献をしたいかという強い思いを持って起業していただきたいですね。

メンバーに「本当は伝えたいけど、伝えられていないこと」

普段から社員に伝えていることにはなりますが、「社員のみんなが育たなければ会社を売却します」ですね。

社員のみんなが育って会社が大きくなっていけば今後も拡大のために私も尽力しますが、育たなければいつでも売却するという考え方でいます。当社では給与を高く設定しているので、売却することでみんなの給与は3割ほど減ると思います。そうならないためにもみんな頑張ってくださいと伝えたいですね。

これからの夢や目標を教えてください

私は100歳まで生きたいと思っていますが、「良い人生だった」と確信を持って人生の最期を迎えたいですね。

当然ですが、私がその歳になったときには私はネタもとにはいません。ですが、私が作った“ネタもとイズム”がネタもとに浸透して、今よりもっと会社が成長していたら私のビジネスにおける目標は達成したことになりますし、私の家族に「あなたの妻で良かった」「あなたが父親で良かった」と言ってもらえたら家庭における目標も達成したことになります。それらすべてを達成して「良い人生だった」と確信を持って最期を迎えられるよう今後も生きていきたいです。

株式会社ネタもとからのお知らせ

▼ネタもとご契約企業様の成功事例やすぐに使える広報ノウハウを発信しています。

https://koho-pr.com/

▼ネタもとのサービスの詳細

https://netamoto.co.jp/netamotoplan/

▼ネタもとのfacebookです。サービスのことから社員のこと、イベント開催報告等々を日々発信しています。是非フォローをお願いします!

https://www.facebook.com/netamoto.jp

株式会社ネタもと

代表取締役社長 本村 衆

青山学院大学に入学後、学生起業家として活躍。 1981年、セールスプロモーション会社を設立。 各種企業プロモーションの他、料理学校のネットワーク構築と商品化を実現。 2000年、株式会社リアライズを設立。代表取締役社長に就任。 パブリックリレーションズとセールスプロモーションの視点で、「コミュニケーションプラットフォーム」を開発し、企業のステークホルダー・マネジメントをサポート。 2018年に、株式会社ネタもとに社名を変更。
詳細ページへ

新着インタビュー記事