ビズスト|BIZ STORY

 

内製化できる時代だからこそ「売上にコミットする」

株式会社NOGIC 木下 泰成

ビズストーリー編集長の大田原です。
「社長」による「社長」のための「社長」ストーリーをお届けするのがビズストーリーです。たくさんの社長の方から、様々な視点での学びを得て自分だけのビズストーリーを刻んでいきましょう。

今回は、動画制作領域の事業で活躍をされている木下様です。

こんな方におすすめ
・学生起業をしようとしている方
・創業当初で売上の上げ方にお悩みの方
こんなことが学べる
・創業当初の売上の上げ方
・創業時だからこそ気をつけた方が良い人の見極め方

「売上にコミットする」

-NOGIC様は「ビズスト」のYouTubeチャンネルの運営をお願いしているのですが、あらためて事業内容をお伺いしても良いでしょうか?

弊社のメイン事業はYouTubeアカウントの運用や制作です。YouTube以外にもTIkTok運用やInstagram運用などのSNSマーケティング回り全般を行なっています。「売り上げにコミットする」というところに軸を置いてアカウント運用をさせていただいてますので、クライアント様にも価値提供できればなと思っております。

-ありがとうございます!では立ち上げに至った経緯を教えてください。

2019年に僕と副代表の佐藤が2人とも修行として、当時YouTuberプロダクションの株式会社VAZ(当時UUUM株式会社の2番手)に出向していました。僕は女の子のYouTuberのプロデュースや中高生の女の子向けのメディア運用を、副代表の佐藤の方は、小学生の男の子向けのメディアの運用をしていました。

VAZの中でYouTubeのノウハウや複数人同時にマネジメントしたり、動画投稿の経験、PDCAの回し方みたいなところを学んで、19年末にVAZを退社したんです。20年からあらためて株式会社NOGICで企業向けのYouTubeのアカウント制作を始めました。当時は企業向けのYouTube運用をやっている会社はあまり多くなくて、プロダクションをしていたりやタイアップみたいなのをされてる会社さんが多かったので「今入ったら良い価値が提供できるんじゃないか」というところで始めたのがきっかけです。

-VAZにいらした時はtoC向けの運用だったのかなと思うのですが、NOGICに戻ってから企業向けに展開していく中で難しかったことや大変だったことはありますか?

それで言うと、本質的には同じかなと思っていたので難しいなと思ったことはそこまでないです。やっぱり企業さんになってくると企業の規模感によるとはいえ、「できること」と「できないこと」があったり、もうちょっと細かいところで「したいこと」「したくないこと」って言うところがあるんです。なので必ずしもこちらが考えるベストのやり方をできるわけではないっていう状況が、難しいかなと思った部分ではありますね。

正直YouTuberでも、その子のやりたくないことやりたいことがあるのでそこの形がYouTuberから企業に変わっただけかなと思うのですが、YouTuberに比べるとなんでもできるような状況ではなくなったなと思います。

-やっぱりやりたくないことって人間だしみんなありますよね。企業になると予算が決まってたりしますし…

そうなんですよ。ただ本数が出なかったとしても「売り上げを上げる」というところにコミットすると、ちょっと作り方も変わってきましたね。最初は売り上げを上げるためにどうしたら良いのかを僕らで研究していくところが、ちょっと難しかったかなとは思ったりはします。

 

事業成長の秘訣は「人の力を借りること」

ここまで会社を伸ばしてこられた要因は何になりますか?

はい。大枠で2つあると思います。1つ目は「制作力」という会社としての提供できる価値の多さで、2つ目は「集客力」と言う自分たちが案件を取る力の2軸が大前提としてありますね。1つ目の制作力に関してはゴールはなくてもっと伸ばしていくところになってくるのですが、2つ目の集客力の部分が大きいかなと思っています。

-ありがとうございます!具体的にどのようにされてきたのでしょうか?

はい。弊社がここまで伸びた要因というのは、2段階ぐらい売り上げがあがった時期があったんです。1段階目は、僕たちの年齢で言ってもすごく若い時期だったので交流会に参加したり、ご紹介いただいりして、案件は取れてはいたのですがこれだとあまり先が見えないなと思って、ちょっと行き詰まってる時に、色々な営業手法を調べてみたのですが、アウトバウンドの営業が、今の自分たちでもできることだよねとなりました。

-わかります。私も最初のころ交流会にはたくさん行きましたが、あまり案件に繋がらなかったんですよね…

ひたすら数を重ねてお話をする機会をいただいて、 2ヶ月ぐらい毎日7件ぐらい商談をしていました。

-すごい!

正確なことは覚えてないですけど、当時ざっくり100件ちょっとぐらいZoomでひたすらお話させていただいてそれが、2ヶ月で約200アポしても決まったのが4、5件ぐらいだったので1%前後とかなんですけど、4〜6件ぐらいお仕事をいただける数が増えたので、ちょっと売り上げが上がりました。

そこで当時からいてくれているメンバーが2人いるんですけど、編集担当と企画の担当者が入ったので、僕と佐藤の2人でパワープレーで回していたよりかはうまく回るようになったので、人の力に頼ることってものすごく大事だなと思いました。

-確かに2人だけだと売り上げを上げるのにも限界がくる部分もありますよね。

そうなんですよね。2段階目は今もリスティング広告をしているのですが、3つ上の先輩でずっとマーケ畑にいる方に相談したんです。

大体の広告の会社さんや個人も含めた単価だと、少なくとも月30万円ぐらいが多いんですけど、その方には「月15万で手数料なしでやってあげるよ」という風に言っていただいて、今でこそ広告を出す方は増えたんですけど当時は全然いなかったのでCPAもすごくいい状態で、ニーズのある質の高いアポイントを作ることができたのがきっかけで伸ばしてくることができました。

それ以外にも代理店さんから案件をいただいたりしていますが、最終的に頑張ったのは自分たちかもしれないんですけど、結構人の力を借りた上で自分の1馬力が何十馬力となって結果が出たのかなというところはありますね。

なので、人の力を頼ることと自分を過信しすぎないようにすること、あとは常に「この人とこういうことやったらこういうことできるかも」っていうのを意識しながら人とお会いするようにして、アンテナを貼るようにしていますね。

-ありがとうございます!集客力の部分って創業当初に限らずみなさんが悩まれるポイントかなと思うのですが、そこまでギアを踏めたポイントって何かあるのでしょうか?

すごくシンプルなんですけど、リボ払いが150万溜まってしまったんです。お金に対するプレッシャーも大きいですし、元々きっかけとして稼ぎたいと言う思いがありました。

-リボ払いが150万はすごいですね…稼ぎたいと思って始める方は確かに多いですよね!

その時点で3期目になっていたのと当時21歳だったんですけど、自分の思い描いてた21歳で月収100万と言うところには辿りつかないかもと思い、結構焦りを感じていたのもあったと思います。


あと固定費が発生し出したってのが大きかったです。オフィス借りるなりなんなりと今のメンバーが入ってくれたとの時期なので、全然額が小さいとはいえやらないとならないなと言う状況でしたね。

これからも事業を伸ばしていかれる段階だと思うのですが、もっと伸ばしていくためにやった方が良いことや効果がありそうなものってなんだと思いますか?

はい。2点あると思っています。1つ目は昔に比べると規模感は大きくなってきた中なのでそろそろ採用の課題ぶつかかりそうというか、なんなら少しだけ課題に上がっている気がします。あと1つは、僕ら同業種のみなさんが感じていることじゃないかなと思うんですけど、市場の動きとして企業さんの内製化の動きが出てきているなという印象です。

僕らが入り始めてた時でさえ、YouTubeそのものだけでも10何年経ってるのである一定のノウハウなどは自然に出回っているので、今後は内製化に対する支援という形の方が価値の取り組みをしやすいなと思うのでそこは続けていくんですけど、内製化のサポートとして小さな予算で入らせていただいた方が僕らの至上命題としてYouTubeの制作予算よりも売り上げを上げることがポイントになってくるので今の時代に適した動きにしていきたいなと思っています。

-具体的に内製化って企業さんが編集や撮影をすることに対して、こういう企画がいいよみたいな提案してくようなイメージですか?

企業さんによって変わってくるんですけど、企画を立案するところもある程度僕らの方で提案ができるようにしていますね。こういう風に情報を探す・こういう風に立案する時はこういう要素を考えないといけないみたいなところのテンプレートみたいなものが一定溜まってきているので、そこに当てはめて企画や台本の立案効率を上げたり、撮影や編集も同じように企業さんの後押しができるサービスの方が良いのかなと考えています。

編集や撮影をするにしても、企業さんも結局自分で調べながらやっているので、僕らが持っている情報を提供することによって企業さんの調べる時間を削減し他の業務に時間を使ってもらえます。

-ありがとうございます!ということは「まるごとお願いする」パターンと、「一部自分の会社でやる」けど助けてほしいなみたいな企業さんのサポートも全部できるってことですよね!お願いしやすいなと思いました!

「お金の要求」には注意‼

自身の経験から他の社長に「これは落とし穴になるぞ。注意しろよ。」というアドバイスをください

先ほどまでは「人の力に頼る」「協力することが大事」とお話しさせていただいたと思うんですけど、 場合によっては危ないこともあります。実際僕も危なかった時期もあったので。

例えば月3万とかで顧問に入ってくれているものの「株を20%ね」と言われたりお金の話を出してくる人とはあまり関わらない方がいいなと思っています。詐欺にならないまでも足元見られているなと思う時もあるのでそこには気をつけた方が良いんじゃないかなと思います。

-それって、どう見極めるのがいいと思いますか?

ほとんどはお金だと思うので株式会社であれば「株を渡せ」と言ってきた時は、 少し注意した方がいいし、10%を超えて要求された時はスタートアップ会社とかだったら、あんまり良くないと思いますし、契約書がガチガチだったりするものには気をつけた方が良いです。

「カッコいい漢になる」が信念・哲学

『企業哲学』について教えてください

社内でも色々なコミュニケーションを図る上で、よく出てくるのは、「お客さんと長い取引ができるようにする」というところは大事にしています。なので「売上を上げる」というところを掲げているんです。絆と言ってしまうと一対一になってしまいますが、1社を長く続けられる会社というのが大事だと思っていたので内製化のサポートを始めようと思った理由もここにありますね。

1社と長いことお付き合いさせていただいてYouTubeがメインでありつつも、いろんな手段で各方面からその会社さんの売り上げ・採用などの課題に対してサポートしていけるような会社になることが弊社として目指しているところです。

-確かに「YouTubeの運用します」だけよりも、長い付き合いの中でぶつかる企業さんの課題を一緒に解決していける会社の方が信頼度も増しますもんね!

僕がそれを完全にできているかと言われると、疑問が上がる可能性があると思うんですけど(笑)あとは個人的に、全ての言動からカッコよくいたいと思っているんですが「男にモテる男」でありたいんです。漢字の「漢」でオトコの方です。

僕自身が義理人情を大切にしています。義理を通せる人、人情がある人を見てて、カッコいいなとすごく思っているので自分自身もそういう人になれるようになりたいと思っています。

-ありがとうございます!確かに経営者の方って、女性にモテる経営者さんもいらっしゃるじゃないですか。男性からも「この社長かっこいいな」って思われるって社員さんから見てもそうだと思いますよね!

木下さんの思う『社長』とは?

一言で表すのは難しいんですけど「1番最初に死ぬ人間」だと僕は思っています。

-その回答は初めて言われました。

色々な社長がよく言っていることだと思うのですが、精神的プレッシャーや身体的ストレスだったりっていうのも、社長がそれを受ければ受けるほど成長は感じると思いますし成長すると思っているんですけど、人によって考え方は違うと思うんですけど、社長の考えそのものが会社になるみたいな。

僕は比較的この意見に同意見なんです。例えば融資を受け入れてる会社があったとしても、実際に説明するのも現実的な負債や責任っていう意味でも1番最初に死ぬのが社長だと思ってます。なので僕は長生きしたいです。綺麗事みたいな言い方になってしまいますが本当に命をかけている存在であるべきかなと思っています。

-ありがとうございます!それだけ思ってくださる中で、一緒に働かれてる皆さんはとても幸せですね!

メンバーに「本当は伝えたいけど、伝えられていないこと」

普段から距離もすごく近いので、コミュニケーションとってる中で色々伝えているんですけど「 マジで感謝してる!」と。

-「マジで感謝してる!」いいですね!

それは僕1人ではここまで来れてなかったのは間違いないので、僕らがここまで来れた1番の要因は、やっぱり人かなと思っているのでみんなを大事にしたいとすごく思っています。

-ありがとうございます。今日はYouTubeの撮影もしているので実際にオフィスにお邪魔させていただいてるんですけど、確かに皆さんの距離が近いので、話しやすいし風通しが良いんだろうなって思いますね。

これからの夢や目標を教えてください

今のコアメンバーが5人プラス1人みたいな 感じなんですけど、この5人に関してはみんなで行けるところまで会社として大きくなっていきたいなと思っています。もちろん全員がずっとうちにいるわけではないと思うんですけど、辞めたとしても、何かしらその後の人生で食うのには困らないような経歴やお金などのところでNOGICの爪痕を残すというのは大事なことかなと思っています。

売り上げみたいなところで言うとまずは10億は行きたいなっていうのはあるんですけど、そこが達成できるような環境を作りも大切にしていきながらみんなでやっていきたいです。

まとめ

木下さん、ありがとうございました!今回はビズストのYouTube運営をしてくださるNOGICさんにも1本目にご参加いただきました。経営者としては従業員が退職することが寂しいなと思う方が多いと思う中で、そのあとの人生まで考えながら皆さんとより良い会社を作られていることをお話ししている木下さんはまさにカッコいい漢です。NOGICさんとはこれからも動画制作部分で協業という形で一緒にやっていきますが「ウチの会社もYouTubeやりたい!」「やってるけどちょっと見てほしい」という方は下記よりぜひお問い合わせください。

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